こんにちは。ミミコです。
吃音シリーズ4回目です。
それとも他に相談窓口があるのかな?
子どもの吃音に対応するのは?病院?
相談窓口として以下の機関が挙げられますが、対応していない場合もあります。
どこに相談するにせよ、一度電話で問い合わせることをオススメします。
問い合わせ先で、吃音に対応していなくても、対応している機関を紹介してもらうようにしましょう。
- 療育センター・発達支援センター
- 総合病院の発達外来
- 言語聴覚士がいる病院やクリニック
- 小児科
- 耳鼻科
- 保健センター
- 市町村役場
- 児童相談所
- 小・中学校の通級指導教室(ことばの教室)
- セルフヘルプグループ
初めての場所では、子どもは緊張して話せないものです。
出向いて相談する時には、吃音症状が出ているときの動画を準備しておくと、症状が伝わりやすくて良いと思います。
疑問点なども、あらかじめメモっておくといいですね。
通級(通級指導教室)って何?
小・中学校には、通常級に在籍しながら週に数時間(通級によって違う)マンツーマンで、特別な指導が受けられる教室を設置しています。
全ての小中学校に設置されている訳ではないので、在籍する学校に通級が設置されているか否かで、通う方法が異なります。
他校の通級を利用する時は、親の送迎が必要な場合があります。
また、「曜日固定で丸1日」や「週に2時間」など通級によって、対応は違います。
「ことばの教室」と呼ばれていることもあります。
言葉に困り事がある子どもだけが通級に通う訳ではありません。
次のような子どもたちも通っています。
≪文部科学省;特別支援学級及び通級指導に関する規定
≪文部科学省;通級による指導のガイドの作成に関する検討会議資料
- 自閉傾向がある
- 情緒に困難がある
- 視覚や聴覚に不自由がある
- 学習に困難がある
- 注意の困難さや多動がある
子どもにとっても、親以外に相談する相手がいることは安心につながります。
通級を利用するにはどうすればいいか?
小学校入学前だと、親が学区の小学校に相談するケースが多いです。
よけいに不安なんだけど…
ぶっちゃけ、対応は学校によりマチマチ。通級学級の授業も先生によりマチマチです。
子どもやママが期待するような対応は得られないことも(もちろん、教師だけが努力するものではないです。教育は、子ども・親・教師がお互い協力してつくりあげるもの)。
また、たまたま今までに通級を利用する生徒がおらず、先生に知識がないだけかもしれません。親からの相談をきっかけに、ガッツで動く先生もいます。
だから尚更、早めに学校に電話したり出向くなりして、学校や先生の考え方を知っておくのがベター。
学校に連絡する前に、発達支援センター(療育センターという場合も)などに相談してもいいかもです。
ママ友から、情報通のママを紹介してもらうってのもアリです。
学校に在籍してる子の場合、学年途中で担任や保健室の先生に勧められることもあります。
吃音がある人たちの団体
全国言友会連絡協議会は、吃音がある人たちのセルフヘルプグループ(自助団体)で、日本最大です。
≪特定非営利活動法人 全国言友会連絡協議会
各都道府県に支部があります。支部ごとに方向性は様々ですが、いずれも「吃音と向き合いながら豊かに生きる」ことを目標に掲げています。
勉強会や親睦会などを通じて、お互いの体験の分かち合いや、吃音の情報交換などをしています。同じ悩みをもつ人達との交流は、Webでは入手できない生きた情報を得ることができます。
当事者の方々(吃音がある本人やその親)が、体験談や対処方法などを詳しく説明してくれます。
地元の生きた情報なので、そこでしか手に入りません。
ぜひ、地元の言友会に連絡とってみてください!
これからも聞きたいことがあれば、連絡しようと思っています!
まとめ
- 早めに相談する
- 総合病院の発達外来や保健センターなどがあるが、まずは電話で問い合わせる
- 小・中学校には通常学級に在籍しながら、通級を利用する方法もある
- セルフヘルプグループは当事者からの生きた情報が手に入る